「トラベラーズチェック」は「旅行小切手」ともいわれ、海外旅行中に発生した経費支払いに現金代わりに使うことができます。
「小切手」と呼ばれることから、商売人の小切手と同じような性質があります。
ただし、実際の支払額を記入する小切手と違い、トラベラーズチェックの場合は1枚あたりの金額があらかじめ決まっています。
そのため、小切手よりも「ギフト券」に近いですが、おつりが現金で受取れることが大きな特徴です。
万一、紛失や盗難に遭ったときは再発行できることや、手元を離れたトラベラーズチェックを他人に使われるリスクがないことも大変ありがたいことです。
でも、ほんとうにトラベラーズチェックが他人に使われるリスクがないのでしょうか。
トラベラーズチェックを使用するときには、本人の署名が必要になりますが、実は、署名欄は上下2ヶ所あるのです。
上段はトラベラーズチェックを購入したときに署名しておきます。
下段への署名は、実際に使うときに、受取人の面前で行なうことになりますが、そのとき、上段の署名との一致が求められます。
また、トラベラーズチェックを使うときには、パスポートなどで本人確認をしますので、他人のものを使うことは事実上できないのです。